愛犬がシニアに近づいてきたかも?~加齢に伴う体の変化~
2018/08/07
「最近、足腰が弱ってきたなー」などと愛犬の体に変化を感じることがあれば、それはシニア犬に近づいてきたサインかもしれません。
柴犬の場合、11歳にもなれば体が思うようにならなくなる状態が目に見えてくるでしょう。
ここでは、加齢に伴う主な体の変化についてお話したいと思います。
≪ 目次 ≫
体の変化
加齢に伴い、犬の体は次のような変化が起こります。
愛犬の体をチェックしてみましょう。
・体がプルプル震えるようになる
・筋肉が落ち、お尻が小さくなる
・消化吸収機能が低下して痩せる
・代謝機能の低下により太る
・姿勢が悪くなる(背中が丸くなったり、頭を低くした姿勢)
・目が白く濁る
・口臭がきつくなる
・皮膚トラブルを起こしやすくなる
・毛のトラブルが多くなる
(毛につやがなくなる、抜け毛やフケが増える、白髪になる・・・など)
病気の疑いを持つ
「加齢による体の変化」=「病気」というわけではありません。
しかし例えば、白髪が増えたり、被毛や鼻の色が薄くなってくるなどの変化は皮膚病の可能性が考えられますし、目が白く濁るなどの変化は緑内障の心配があります。
また、体がプルプル震えているのも単に加齢のサインというだけではなく、関節炎などの病気を患っているのかもしれません。
「シニア犬だから」という言葉で片付けず、愛犬の様子がなんかおかしいなーと思ったら、一度病気を疑ってみることも大切ではないでしょうか。
そのためにも、日頃から愛犬を観察して変化に気づけるようにしておきましょう。
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